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05/16/23:47 我が魂は輝く水なり行ってきました!
面白かったです(=^▽^=)もう1回観たいかも。 通路側で役者さんの立ち位置ポイント席でした! 鎧ですよ鎧!衣装はちゃんとしてましたよ。蜷川だから時代考証無視したものになるかな~と思ってたので。 カリギュラもちゃんとしてましたもんね。 時代は平安末期の源平合戦。 主役は平家の斉藤実盛(野村萬斎)。 かつては幼少の木曽義仲を助け、親しい間柄だったが今は敵として戦にあけくれる日々。 ある日木曽に下り、死んだ息子五郎(尾上菊之助)が亡霊となって父の前に現れる。 そして息子六郎もまた木曽軍に下るが、六郎がそこで見たのは狂気にとり憑かれた木曽軍だった。 何故彼らは狂気にとり憑かれたのか、果たして「正気」の人間はいるのか? なんか難しかったです。謎も分からなかった(私だけ?) 非常に文学的というかシェイクスピアを観ているようでした。 蜷川だからか…。 先週の「残心」と少し被る部分もありましたね。「毒」ですよ「毒」 役者さんは素敵でした(*^_^*) 久々の野村萬斎は老齢な役で一見「誰?」って感じでしたが声の使い分けや殺陣の時の身体能力は流石です。 息子役の尾上菊之助さんは初めて拝見しましたが、最初女性かと思いました。白と朱と金の衣装でしたので。 オーガンジーの薄衣の下には鎧! 所作がいちいち幽霊っぽい! 美しい幽霊でした。 実盛とのシーンは漫才だし。絶妙な掛け合いでした。 あとは殿!平惟盛(糸へんだったかも)(長谷川博巳)。 背が高くて細いので鎧が似合わない! 丈が短いのが着なれてない感満載。 すげーおかしかった。 頭は切れるけどトボケた感じが「殿~!」なのです。 この話の中で清涼剤的存在でした。 惜しむべくはラスト! いつ実盛が死んだか分かりにくいのと「父上ー」と嘆く五郎きっかけの暗転が早い! 勿体無い。 古典芸能の方々の所作は美しいです。 今度尾上さん観に歌舞伎に行こうかしら。 PR
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